現在人気となっているアサヒの「マルエフ」は、1986年に製造された「アサヒ生ビール」の復刻商品です。

 

マルエフというのは当時の開発記号で、低迷期だったアサヒビールに「不死鳥のような復活を」という願いを込めて作られたものだそう。

 

2015年に一度終売となりましたが、根強いファンの声に後押しされ「マルエフ」として復活しました！

 

この記事ではそんなマルエフの魅力や味、楽しみ方について酒自販機ゼニスが紹介していきます。

 

アサヒのマルエフとは

引用：アサヒビール公式サイト

 

マルエフの正式名称は「アサヒ生ビール マルエフ」。

 

2021年9月より発売開始となり、優しい口当たりとコク、そしてほどよいキレで人気の商品です。

 

発売当初は各店舗で売り切れが続出し、入手困難だった時期もありました。

 

小売希望価格は設定されていませんが、スーパードライと同じ価格帯で店頭販売されることが多い傾向にあります。

 

350mlで約220円、500mlで285円程度です。

 

ちなみに、アサヒといえばスーパードライ！

 

しかしこのマルエフは、そんなスーパードライよりも先に開発されており、前身といえるビールなんです。

 

マルエフ無くしてはスーパードライも生まれていないかもしれませんね。

 

なお現在では、さらに進化した「新スーパードライ」が登場！

 

旧商品との違いなど、詳しくは下記記事をご覧下さい。

 

新スーパードライの発売日はいつから？味や違いを解説！

 

1986年からの長い歴史を持つマルエフ

マルエフの歴史は1986年にまで遡ります。

 

当時アサヒビールは売上が著しく低迷しており、打開策を練っていました。

 

そこで開発のテーマとなったのが、「味」です。

 

当時のビールは質より量。

 

消費者に味の違いは分からないとされていました。

 

そんな中、キレやコクといった美味しさを追求して開発されたのがマルエフ。

 

商品名は「アサヒ生ビール」でしたが、アサヒビールの不死鳥のような復活を願って開発陣から「マルエフ」と開発番号を付けられており、ビール通の間でもその通称が広まったそうです。

 

そして名前のとおり、マルエフは大ヒットとなり、アサヒビールの低迷期を救いました。

 

その後軌道に乗ったアサヒビールからはスーパードライが発売し、マルエフは2015年にいったん終売となります。

 

しかし根強いファンの期待に応える形で2021年に復活！

 

商品デザインも「マルエフ」という名前を大きく押し出したものに変わり、二度目の大ヒットとなりました。

 

アサヒマルエフ「白」と「黒」の違い

引用：アサヒビール公式サイト

引用：アサヒビール公式サイト

 

マルエフには白と黒があります。

 

通常のラガービールと、黒ビールです。

 

これらの違いは以下のとおり！

 

 

通常のマルエフの方が商品展開も豊富で、度数もやや低めです。

 

 

引用：アサヒビール公式サイト

マルエフは、一般的なラガータイプの生ビールです。

 

こちらは口当たりの良さと旨味のバランスが魅力！

 

ふわっとキメ細かく柔らかな泡に口をつけると、そのあと鼻に抜けるホップの香り。

 

炭酸やキレも強すぎず、程よい喉ごしと旨味をしっかり感じられます。

 

味の繊細な魚料理や和食にも合わせやすく、どんなシーンでもしっくり来るビールです。

 

クセが少なく飲みやすいので、飲みすぎには注意したいところですね！

 

口当たりの良いビールを飲みたい人や、しっかり味を楽しみたい人におすすめです！

 

マルエフ黒は豊潤で深みのあるうまみが魅力

引用：アサヒビール公式サイト

 

マルエフと同時に復刻した黒生は、黒ビールならではの豊かな香りと奥行きのある味わいが魅力です！

 

マルエフと同様、クリーミーな泡から香り立つ香ばしい香り。

 

苦味は強すぎず、こちらも黒ビールの中では飲みやすい仕上がりです。

 

味の強い肉料理や洋食はもちろん、スイーツや和食などの味も引き立ててくれるでしょう。

 

苦味の少なめな黒ビールをお探しの人や、ちょっと贅沢感を味わいたい人におすすめです！

 

アサヒマルエフはまずい？気になる口コミ

マルエフは発売当初から生産が追い付かなくなったほどのヒット商品です。

 

そして現在も、アサヒビールのレギュラー商品として人気を維持しています。

 

しかし中には「マルエフはまずい！」という声も…。

 

こうした口コミを見ていくと、こんな感想が多くありました。

 

●「後味が悪い」

　●「薄い 」

　●「ただの麦汁」

　●「昔の居酒屋のビールの味」 などなど…。

 

マルエフは質より量と言われた時代のビールです。

 

そのため旨味やコクはありますが、普段からクラフトビールや濃い味わいのビールを飲み付けている人にとっては少し物足りなく感じるかもしれません。

 

一方でビールの苦味が苦手な人や、マイルドな飲みやすさを求める人にとっては非常に取っつきやすいビールといえます。

 

昔の居酒屋のビールという評価も、人によっては「懐かしい味」と感じられるわけです。

アサヒビールの公式サイトでは、マルエフをより楽しむためのアレンジがいくつか紹介されています。

 

贅沢したいときや目先を変えたいとき、ちょっと一手間加えれば、より一層充実したビールタイムを楽しめますよ。

 

注ぎ方で口当たりを変えるマルエフアレンジ

一般的に、ビールはグラスを置いた状態で半分ほど注ぎ、そのあと45度ほど傾けてグラスに沿わせるように注ぎ足すことでキレのある口当たりを実現できます。

 

この注ぎ方よりもさらにマルエフのマイルドさを際立たせるのが、以下の注ぎ方です！

 

1. グラスを置き、高いところからしっかり泡立つようにフチまで注ぐ

　2.泡のはじける音が収まるまで待つ

　3.1よりも少し低い位置から、フチまで注ぎ足す

　4. 泡立ちが収まるのを待ち、仕上げに低い位置から泡がこんもりとするよう静かに注ぎ足す

　5. 完成！

 

この注ぎ方をすることで、クリーミーな泡とマルエフの持ち味である優しい味わいが楽しめます！

白と黒をブレンドするマルエフアレンジ

マルエフと黒生をブレンドする飲み方は、ビール通の間で長く親しまれています。

 

 

ちなみにブレンドする際、黒生を最後に入れると茶色く香り高い泡が楽しめます。

 

あくまでマルエフメインで味わいたい人は、マルエフを最後に入れると良いでしょう。

マルエフは非常に飲みやすく、値段も手頃で料理にも合わせやすいビールです。

 

私も晩酌のお供にマルエフを選ぶことは少なくありません。

 

まだ飲んだことがない人は、ぜひ一度お試しください！

 

なお、ゼニスの酒自販機ではマルエフをはじめとする売れ筋商品を、オーナー様が自由に選定して販売いただけます。

 

メーカーに縛られることのない、顧客のニーズに沿ったラインナップの酒自販機なら計画的に売上を伸ばすことも可能。

 

ゼニスは全国のホテルや旅館、酒屋、保養所などさまざまなオーナー様からご依頼いただいている実績があります。

 

お問い合わせは、ゼニス公式サイトからお待ちしております！

 

では、今回は山下がお送りしました。

 

また次回もお会いしましょう！それではまた＾＾