自販機ステーションで酒類を販売する方法とは

自販機ステーションで酒類を販売する方法とは

軽井沢

皆さんこんにちは!

 

ゼニスアンドカンパニーの山下です。

 

今回は大人気別荘地、軽井沢町へ酒自販機をご納品して参りました!

 

新規オープンとなる自販機ステーションで活躍するゼニス酒自販機

 

今回はそんなご納品現場の様子と無人居酒屋やセルフ居酒屋・無人自販機ステーションなどに繋がるお話をお届けします!

 

今回のご納品先は軽井沢

軽井沢

軽井沢とえば、「避暑地」「別荘地」といったイメージを抱く方が多いでしょう。

 

そのイメージ通り、軽井沢は日本でも有数のリゾート地です。

 

標高約1,000mに位置し、夏でも涼しく過ごしやすい気候が特徴。

 

歴史ある老舗ホテルや高級宿も立ち並び、観光客も例年多く訪れます。

 

また、別荘地としての人気も高いのが軽井沢の特長。

 

セカンドライフやワーケーション、不動産運用などさまざまな目的で別荘の建設や売買が盛んにおこなわれています。

 

夏は軽井沢の別荘で涼を楽しみながら過ごす…そんなライフスタイル、憧れますね!

 

自販機ステーション開業の新規プロジェクトでご用命

セルフ居酒屋

今回のご依頼主様は、新規オープン予定の自販機ステーションのオーナー様です。

 

ちょっとしたスペースに自販機を複数設置し、場所を利活用するためのプロジェクトが1年前から発足。

 

そこでゼニスへ、酒自販機をご依頼いただきました。

 

酒自販機 長野県軽井沢町の旅

 

一般酒類小売業免許の取得を機に酒自販機設置を検討

今回オーナー様は一般酒類小売業免許を取得されたことを期に、酒自販機の導入を決定されたそうです。

 

というのも、酒自販機は誰でも自由に設置できるわけではありません。

 

導入には一般酒類小売業免許をはじめとする、一般酒類小売業免許の取得が必要です。

 

酒税法第9条、および国税庁「酒類の販売管理の方法に関する基準」などで、自販機での販売も「酒類の小売行為」とみなされるため、資格が必要とされているんです。

 

一般酒類小売業免許でできること

できないこと

  • 店舗で不特定多数の一般消費者に酒類を販売できる

  • スーパー、コンビニ、酒屋などで酒類を店頭販売できる

  • 飲食店で「持ち帰り用」として酒類を販売できる(要件を満たせば可)

  • 法人・個人問わず免許を取得すれば酒類を販売できる

  • 店舗所在地の範囲内で対面販売ができる

  • 許可した酒類の種類(例:ビール、ワイン、日本酒など)を販売できる

  • 通信販売で全国に酒類を販売すること(→別途「通信販売酒類小売業免許」が必要)

  • 許可を受けた店舗以外で酒類を販売すること

  • 未成年者に酒類を販売すること

  • 年齢確認を怠って酒類を販売すること

  • 酒類を自動販売機で販売する際、年齢確認機能がない機種を使うこと

  • 許可を受けた酒類以外の種類を販売すること(例:許可はビールだけ→ワインは販売不可)

(出典:酒税法第九条 |e-Gov法令検索

 

逆にいえば、こうした資格を取得すれば誰でもお酒を販売できる可能性があるといえます。

 

ちなみに酒販免許取得は行政書士さんに頼むのが1番の近道!

 

約15万円前後の費用がかかりますが、複雑な手続き等を代行してもらえます。

 

一般酒類小売業免許でお酒を販売する条件

ではもう少し一般酒類小売業免許について見ていきましょう。

 

一般酒類小売業免許はお酒を販売するために必要な免許のなかでも、対象範囲が広くかなり一般的な免許です。

 

とはいえ、安全にお酒を販売するために一部制限されていることもあります。

 

屋外に設置できる酒自販機は改良型自販機

年齢確認装置

一般酒類小売業免許を取得して屋外設置できる酒自販機は、改良型酒類自販機に限ります。

 

改良型酒自販機とは、年齢確認+販売停止タイマー付きの自販機のこと。

 

タイマーとは、一定の時間販売を停止するための機能のことです。

 

これらは20歳未満の者への飲酒を防止する観点で定められており、23時〜翌5時は販売停止するなどの措置が原則として求められます。

 

年齢確認非対応の旧型酒自販機は、新規設置禁止となっているため注意が必要です。

 

ただし例外もあります。

 

宿泊施設(ホテルや旅館)の場合、宿泊客専用エリアに限り、免許無し・かつ年齢確認非対応の自販機でも「提供」扱いとして設置可能です。

 

※ロビーなど不特定者が利用する場所はこの限りではありません。

 

店舗内や敷地内での酒自動販売機設置

一般酒類小売業免許でお酒を販売する場合、あくまで店舗内や敷地内で販売することが求められます。

 

たとえば酒屋さんの場合、自分の店舗の軒先に酒自販機を設置しているケースが多いですね。

 

もしくは、店舗内でもOK。

 

あくまで、「サービスを提供する敷地内」に酒自販機を設置することが重要です!

 

対面での販売が前提条件

アルコール対面販売

酒自販機の設置のみを目的とした申請は原則として却下されてしまいます。

 

あくまで対面販売を前提とし、酒類小売業を行いその副次的なものとして酒自販機を置くのはOK、という扱いです。

 

つまり常時対面でお酒を提供している飲食店や酒屋さんなどが、そのついでに酒自販機を設置するのは問題ないといえます。

 

改良型酒自販機なら20歳未満の者への販売防止策として運転免許証・マイナンバーカードで正確にジャッジ判定後に販売を可能にしますので、対面販売と同等の機能を有します。

 

無人居酒屋・セルフ居酒屋・無人自販機ステーションなどの成功の秘訣はこれらにあります。

 

アイデア次第で新たな売り上げを実現

お酒の販売には、当然酒税法の順守が必要となります。

 

ただその範囲であれば、さまざまなアイデアや戦略で新たな売り上げを実現することも可能です。

お菓子やお酒の自販機で憩いの場を実現

無人居酒屋

今回のご納品先では、お酒だけでなくお菓子の自販機も設置するそうです。

 

甘いものやスナック菓子、自販機ステーションにこうした用意もあれば、家族連れや少し小腹が空いた方のニーズも満たせそうです。

 

観光途中やちょっとした散策の休憩地点として、こうした空間を提供することで、どんどん新たなユーザーが訪れるでしょう。

 

人が集まるようになれば、さらにそこで別の方法でお土産を販売したりすることで売り上げを立てることも可能です。

 

地元のクラフトビール販売で訴求力もアップ

小諸宿IPA

今回ご納品した酒自販機では、地元のクラフトビールも販売するそうです。

 

その名も、小諸宿IPA!

 

「北國街道麦酒 小諸宿醸造所」というブルワリーで造られたクラフトビールです。

 

ミネラル豊富な小諸の水を贅沢に使用し、丁寧に仕上げた逸品は観光客の注目を集めること間違いなし!

 

クラフトビールなのに、ジュースのようにペットボトルに入っているのも面白いですね。

 

ゼニスの酒自販機はメーカーの縛りもなく、対応できる商品規格も幅広いのが特長です。

 

そのため、こうした目を引く商品の販売ができるのも嬉しいポイントです。

 

クラフトビール専門の自販機は広告効果抜群!「酒 前田」の事例

 

人件費を抑えられるのが酒自販機ビジネス最大のポイント

酒自販機は、その名のとおり「自動で」アイテムを販売します。

 

そのため、人件費を抑えられるのがポイント。

 

最低賃金が上がり雇用主側は人手の確保に苦しむケースが多い昨今、人的リソースを必要としない売り上げ戦略は非常に有効といえます。

 

また設置場所によっては、24時間フルで稼働させることも可能です。

 

つまり、時間を問わず売り上げを立て続けられるということ。

 

こうした自動化に着目し、近年では無人居酒屋といった新しいスタイルの飲食店も登場しているんです。

 

お客様としても、人の目がないことによりゆっくりくつろげる、といったメリットもあります。

 

こうした無人化ツールの1つとして、酒自販機を導入されるオーナー様は近年増えていらっしゃいます。

 

「無人居酒屋」「セルフ居酒屋」とは?酒自販機が実現する新しい営業形態!

 

ゼニスの酒自販機はオーナー様のアイデアや戦略を叶えます

改良型酒類自販機

このように、ゼニスの酒自販機は酒屋様や宿泊施設様だけでなく、さまざまなニーズにお応えします。

 

本体デザインの自由度、販売できる商品の幅広さ、本体の機能など、あらゆる面をオーナー様のご希望に合わせて調整可能です。

 

またこれにより、一層戦略的な販売計画も可能に!

 

ぜひ、ユニークなアイデアで「売れる」酒自販機を一緒に制作してみませんか?

 

ゼニスは相見積もりの結果、7割以上のお客様にお選びいただいている実績がございます。

 

まずはお気軽に、ご要望やご相談をお聞かせくださいませ。

 

では、今回は山下がお送りしました!

 

それでは、また^^

 


酒自販機 株式会社ゼニスアンドカンパニー
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