大正ロマンあふれるサクラビールとは?歴史ある人気ビールをサッポロが再現!
皆さんこんにちは!株式会社ゼニスアンドカンパニーの山下です。
皆さんは、サッポロビールが販売する「サクラビール」をご存じですか?
名前のとおり、サクラ柄のラベルが可愛らしいサクラビールですが、実は大正時代からの長い歴史があるビールなんです!
今回はそんなサクラビールについて解説します。
サクラビールを飲んだことがある方も、歴史を知ればまた味わい方が変わるかもしれません。
ぜひご覧ください!
「サッポロ サクラビール」とは?
サクラビール公式サイトより引用
サクラビールは大正2年から昭和初期にかけて、九州初のビール工場(現在の旧サッポロビール九州工場)である帝国麦酒株式会社によって作られていたビールです。
そして、そんなサクラビールがサッポロビールによって現代に復活しました!
それが「サッポロ サクラビール」です。
香ばしいコクと、すっきりとしたのどごしを両立させたバランスの良い味わいが特長。
現代人の舌に合わせて味の調整はしているものの、当時レシピを参考に、できるだけ忠実に再現されているのだとか。
大正ロマンを感じさせる、レトロな缶のデザインもかわいらしいですね。
見た目のかわいさで、思わず手に取る方も多いでしょう。
なお一番最近発売されたのは、2021年2月のこと。
10万ケースという数量限定で販売されることとなりました。
サクラビールの数量限定販売は2020年に引き続き、2022年2月22日から数量限定発売が発表されました!
また九州・沖縄地区の売り上げの一部は寄付されます。
寄付された売上金は、大正時代にサクラビールを製造していた工場跡地を含む北九州市門司区の赤れんが建物群の保存などに活用されます。
缶のデザインをよく見ると、門司の建物が背景に描かれていますね。
白い部分も、門司の赤レンガを思わせるデザインです。
サクラビール公式サイト
サクラビールの歴史
ここでサクラビールの歴史を見ていきましょう。
サクラビールは1913年(大正二年)より、九州初のビール工場(現在の旧サッポロビール九州工場)である帝国麦酒株式会社が醸造を開始しました。
製造工場があったのは、現在の福岡県北九州市の門司区。
門司区には「門司港」があり、レンガ造りの建物やレトロな雰囲気が今日も人気となっている観光地の1つです。
当時、門司は日本における貿易の要所でした。
海外からの輸入品や国内からの輸出品が行き交う場所でもあったため、サクラビールは世界にも進出することに。
そして海外でも「日本のビールはサクラビール!」と賞賛されるまでに知名度をあげました。
もちろん、サクラビールは国内でも人気のビールでした。
一時は、国内シェア約9.0%、国内第3位になったこともあります。
麦芽の香ばしさが香り、クセのない味わいとラガーならではのスッキリ感が多くの人に愛されたのでしょう。
現在はレシピをサッポロビールが保有しており、「さくら」「サクラ」はサッポロビールの商標登録となっています。
レギュラー商品ではないものの、こうして定期的に数量限定で復刻されているため、今もなお多くの人に愛されているビールです!
実は2種類ある「サクラビール」
門司港レトロビール株式会社より引用
実は「サクラビール」にはもう一種類あるのをご存じですか?
それが、門司港レトロビール株式会社の販売するサクラビールです。
こちらは瓶でも販売されており、ラベルをよく見るとサッポロビールの復刻版とは文字の色が異なります。
「え?どっちが本物?」と思う方もいるでしょう。
安心してください、どちらも本物です!
先ほど「さくら」「サクラ」はサッポロビールの商標登録と解説しましたが、門司港レトロビール株式会社はサッポロビールの使用許諾を得てサクラビールを販売しています。
ラベルの文字が黒いのは、昔のラベルデザインをそのまま使っているためです。
なおサッポロビールの販売するサクラビールと、元になっているレシピは同じです。
しかし醸造元が違うため、飲み比べたら微妙に味が違うかもしれませんね。
私も今度、飲み比べをしてみたいと思います!
また、門司港レトロビール株式会社のサクラビールの売上も、一部はNPO法人門司赤煉瓦倶楽部による赤煉瓦建物の保存活動費として活用されています。
最近では北九州市のふるさと納税の返礼品としても活躍。
税金を払ってビールがもらえるなんて、いい時代ですよね…!
「北九州の貴重な文化財を守りたい!」という方は、ぜひサクラビールを購入してください!
歴史に名を残す味わいは必飲!
サクラビールは日本のビール史の中でも、比較的長い歴史を持つビールです。
それが今もこうして飲めるなんて、うれしいですね。
このように、歴史の知識を深めながらお酒を飲むのも1つの楽しみ方です。
特にサッポロのほうは数量限定で販売されるため、プレミア感もあります。
長い歴史に思いを馳せながら一人でしっぽり飲んでも良し。
ビールのウンチクを家族や友人と語らいながら、楽しく飲んでも良し。
ビールが持つストーリーが、より贅沢な時間を演出してくれることでしょう。
ゼニスの酒自販機なら手軽に人気ビールを販売できます
近年では、ビールに対して付加価値を求める傾向があります。
たとえば「オリジナリティ」や「飲み比べ」、「デザインの可愛さ」など。
もはやビールはただ酔っぱらうためだけのアイテムではなくなっているのです。
だからこそ、販売にもさまざまな訴求の仕方が考えられます。
そこで弊社ゼニスがご提案するのは、「酒自販機」での販売です。
ゼニスは純粋な自販機メーカーですので、メーカーに縛られずオーナー様が自由にお酒を選んで販売できます。
またゼニスの酒自販機は瓶ビールも販売できるため、先ほどのサクラビールでいえば「缶と瓶飲み比べできます!」といった形で並べて販売することも可能です。
瓶だけでなく、スープやおつまみなどお酒以外の商品も自由にラインナップいただけます。
現におつまみやマスク、自社のグッズなどを販売されているオーナー様も多数。
酒自販機は店先や外に置いておくことで、潜在顧客にもしっかりと商品をPRできるのが特長です。
その上、人件費もかかりません。
特に見た目の変わったビールやジュースなら、人目を引きやすいでしょう。
こうした酒自販機の特長を生かして、ぜひ新たな販路を作ってみてはいかがでしょうか?
導入事例は以下よりご覧ください!
酒自販機のことならゼニスアンドカンパニーへお問い合わせを
サクラビールについてご紹介しました。
歴史あるビールや、建物といった文化が今後も守られていくことを願います。
また、酒自販機について興味のある方はゼニスの公式サイトをご覧ください!
お見積りやご相談も、気軽にどうぞ!
酒自販機 株式会社ゼニスアンドカンパニー
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